今回はRL78マイコンの初期設定の記事です。
下記が開発環境になります。
開発環境 | CS+ for CC V8.02.00 |
デバッガ | E1 |
ボード | HSBRL78F15-64(北斗電子) |
マイコン | R5F113LLLFB |
目次
プロジェクトの作成
CS+を起動します。
メニューの「ファイル」>「新規作成」>「新しいプロジェクトを作成」
マイクロコントローラを「RL78」を指定
使用するマイクロコントローラはマイコンの型式を指定
プロジェクト名、作成場所を任意に指定する。
コード生成
端子割り当て設定
「端子割り当て設定」は端子の機能を変更することが可能です。
今回はデフォルトのまま「確定する」ボタンを押す。
クロック設定
動作モード設定は今回使用するボードのVDD電圧は5Vであるため「高速メイン・モード4.0(V)<= VDD <= 5.5(V)」を選択
メイン・システムクロック(fMAIN)設定は「高速オンチップオシレータクロック(fIH)」と「高速システム・クロック(fMX)」とあり、前者は内蔵クロック、後者は外付け水晶振動子を使用する設定である。
今回は内蔵クロックを使用する。
その他は変更なし
オンチップ・デバッグ設定
オンチップ・デバッグ動作設定は「使用する」を指定してエミュレータ設定は「E1/E20」を指定する。
以上を設定後、コード生成ボタンを押す。
デバッグツールを指定
プロジェクトツリーのRL78シミュレータ(デバッグ・ツール)を選択して右クリックから「RL78 E1(Serial)」を選択する。
ボードとE1デバッガを接続する。
「デバッグ」>「ビルド&デバッグ・ツールへダウンロード」を行いエラーが発生しないことを確認する。
あとがき
今回は初期設定だけの説明でした。
次回はタイマーを使用してのLED点滅でもやってみよう。